CarPlay 対応アプリは「ナビ」「音楽・ラジオ・Podcast」「メッセージ・通話」「EV充電・駐車などの運転関連」の4系統が中心です。Googleマップ、Yahoo!カーナビ、Spotify、radiko、LINEなど日本でよく使うアプリはほぼ揃っています。一方、YouTubeやNetflixなどの動画アプリは、2026年の最新iOSでも走行中は使えません。この記事では2026年10月時点の情報で、ジャンル別の一覧と「表示されない時」の確認方法をまとめます。
| ジャンル | 主な CarPlay 対応アプリ | ポイント |
|---|---|---|
| ナビ・地図 | Appleマップ、Googleマップ、Yahoo!カーナビ、カーナビタイム、Waze | 日本の道路案内に強いアプリも対応 |
| 音楽 | Apple Music、Spotify、Amazon Music、YouTube Music、LINE MUSIC、KKBOX | 再生・曲送りは車の画面とSiriで操作 |
| ラジオ・Podcast・本 | radiko、Podcast、Audible、TuneIn Radio、Overcast | radikoはiPhoneで先に起動しておく |
| メッセージ・通話 | 電話、メッセージ、LINE、WhatsApp | 文字は表示されず、Siriが読み上げ・音声で返信 |
| EV充電・駐車など | PlugShare など | Appleが認めた運転関連カテゴリのみ |
| 動画 | YouTube、Netflix など | 標準のCarPlayでは非対応(後述) |
CarPlayで使えるアプリのジャンル(Apple公式の区分)
Apple CarPlay 対応アプリとして車の画面に表示できるのは、Appleが決めたカテゴリに当てはまり、Appleの許可(エンタイトルメント)を受けたものだけです。Apple公式の開発者向けページでは、次のカテゴリが挙げられています。
- オーディオ:音楽、Podcastなど
- ナビゲーション:ターンバイターンの経路案内
- メッセージ・VoIP:Siriで読み上げ・返信できるもの
- その他:EV充電、給油、駐車、公共の安全、食事の注文、音声ベースの会話型アプリ、運転タスク
- ビデオ:対応車種で駐車しているときのみ
つまり「iPhoneに入っているアプリが全部出てくる」わけではありません。SNSやブラウザ、ゲームは、カテゴリ自体がないので表示されないと考えるのが正解です。
自分の車がそもそもCarPlay対応かどうか不安な方は、先に車側の対応を確認しておきましょう。
ナビ・地図アプリ
日本でよく使われる代表的なCarPlay 対応アプリ(ナビ)は次の5つです。どれもiPhoneにインストールしておけば、CarPlayの画面に自動でアイコンが並びます。
| アプリ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Appleマップ | iPhone標準。追加インストール不要でSiriからも操作できる | 追加インストールなしで使いたい |
| Googleマップ | 施設検索と口コミが充実 | 目的地を店名で探すことが多い |
| Yahoo!カーナビ | 2019年からCarPlay対応。日本の道路向け | 国内の長距離ドライブが多い |
| カーナビタイム | 日本のナビ専用アプリ | カーナビに近い案内がほしい |
| Waze | 利用者の投稿で渋滞情報を共有 | 通勤ルートの混雑を避けたい |
ちょっとしたコツ:ナビアプリは複数入れておいても問題ありません。目的地を店名で探す時はGoogleマップ、高速道路中心の移動はYahoo!カーナビ、のように目的で使い分けるのがおすすめです。

音楽・ストリーミングアプリ
Apple公式サイトでCarPlay対応として紹介されている音楽アプリには、Apple Music、Spotify、Amazon Music、YouTube Music、LINE MUSIC、KKBOXがあります。
- 車の画面ではアルバムやプレイリストを選んで再生できます
- 走行中は「〇〇を再生して」とSiriに頼むほうが安全で早いです
- YouTube Musicは音楽アプリなので使えますが、動画のYouTubeとは別アプリです
Spotifyの細かい設定については、個別の解説記事で詳しく紹介します。
ラジオ・Podcast・オーディオブック
日本のドライバーに人気のradikoは、2025年6月のiOS版アップデート(8.3.0)でCarPlayに対応しました。注意点は1つ。
radikoは、接続するiPhoneで事前にアプリを起動しておく必要があります。 CarPlayの画面でアイコンを押しても始まらない時は、まずiPhone側でradikoを開いてみてください。
そのほか、Podcast(Apple標準)、Audible、TuneIn Radio、Overcast、Pocket Castsなどもオーディオアプリとして使えます。長距離の移動なら、音楽だけでなくPodcastやオーディオブックも選択肢に入れておくと飽きにくくなります。
メッセージ・通話アプリ(LINEなど)
LINE、メッセージ、WhatsAppは、CarPlay上で文字を画面に表示しない仕組みです。届いたメッセージはSiriが読み上げ、返信も音声で行います。
- 電話はハンズフリーで発着信できます
- LINEの読み上げが止まった時は、iPhoneのSiriと通知の設定、集中モードを確認しましょう
- iOS 26ではメッセージへの「タップバック」(リアクション)や、よく使う会話のピン留めにも対応しました

EV充電・駐車などその他のアプリ
Appleは、EV充電・給油・駐車・食事の注文・運転タスクといったカテゴリの他社製アプリも認めています。日本で使える例としては、充電スポット検索のPlugShareがあります。電気自動車に乗っている方は、ナビと組み合わせて充電計画を立てると便利です。
動画アプリ(YouTube・Netflix)はCarPlayで使える?
結論から言うと、標準のCarPlayではYouTubeもNetflixも走行中は使えません。ここは多くの方が気になるポイントなので、2026年の最新状況を整理します。
iOS 27でも走行中は見られない
2026年のWWDCで発表されたiOS 27では、CarPlayアプリが駐車中に限って車の画面で動画を再生できる仕組みが加わりました。ただし条件があります。
- 再生できるのは停車中のみ。走行するとオーディオだけになる
- 自動車メーカー側の対応が必要で、2026年8月時点では対応を表明したメーカーはない
- iPhoneのiOS 27が必要
つまり「iOSを更新すれば今の車でYouTubeが見られる」わけではありません。
運転中の画面注視は道路交通法違反
日本の道路交通法第71条第5号の5では、停止しているときを除き、カーナビなどの画面に表示された画像を注視することが禁止されています。動画は駐車中か、同乗者が楽しむものと考えてください。
同乗者・停車中に動画を見るならAI Box
純正のCarPlay画面で動画アプリを使いたい場合は、Androidを内蔵したAI Boxという機器を使う方法があります。Carlinkitでは次のモデルを取り扱っています(価格は2026年10月時点の公式サイト表示)。

| モデル | OS | 価格(公式サイト表示) | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| CarlinKit Tbox Ambient | Android 13 | 25,999円〜 | 純正の有線CarPlayまたは有線Android Auto搭載車 |
| Max Ultra AI Box | Android 15 | 38,332円 | 純正の有線CarPlayまたは有線Android Auto搭載車 |
どちらもワイヤレスCarPlay専用車には対応していません。BMWやTeslaなど非対応のメーカーもあるため、購入前に商品ページの適合を確認しましょう。オットキャストなど他社からも同じタイプのAI Boxが出ているので、対応車種・Androidのバージョン・価格を各公式ページで比べて選ぶのが確実です。
AI Boxでネトフリを見る具体的な方法は、別記事で機種ごとに比較しています。
iOS 26・iOS 27で変わったこと
対応アプリの使い勝手は、iOSの更新でも変わります。主な変更点は次のとおりです。
iOS 26
- ウィジェット:ダッシュボード左側にiPhoneのウィジェットを置ける(対応アプリは自動で表示)
- ライブアクティビティ:進行中の情報をダッシュボードや通知に表示
- 着信表示のコンパクト化:電話がかかってきてもナビの地図が隠れない
- メッセージのタップバックとピン留め
iOS 27
- 再生画面に常に表示されるミニプレーヤーと、曲の途中に飛べるシークバー
- Appleマップでの自然な言葉による検索
- ワイヤレスCarPlayの安定性とGPS精度の改善
新機能を使うには、iPhoneのiOSを最新にしておく必要があります。
対応アプリが表示されない時の確認ポイント
CarPlay 対応アプリのはずなのに画面に出てこない時は、次の順に確認してください。
- アプリが最新版か:CarPlay対応はアプリのアップデートで追加されることが多いです
- CarPlayの表示設定:iPhoneの「設定」→「一般」→「CarPlay」→ 車を選択 →「カスタマイズ」で、非表示になっていないか確認します。ここでアイコンの並び替えもできます
- Face IDの設定:アプリに「Face IDを必要にする」を設定していると、CarPlayの一覧に出てこないケースが報告されています
- アプリ側の起動:radikoのように、iPhoneで先に起動が必要なアプリもあります

手順を画面付きで知りたい方は、CarPlayにアプリを追加する方法の記事で詳しく解説しています。
ワイヤレスアダプターについての注意:有線CarPlayをワイヤレス化するアダプター(例:Carlinkit 5.0)は、接続方法を無線に変えるための機器です。使えるアプリの種類は有線のときと同じで、増えることはありません。
よくある質問
CarPlayで無料で使えるアプリはありますか?
Appleマップ、電話、メッセージなどのiPhone標準アプリは追加料金なしで使えます。Googleマップ、Yahoo!カーナビ、radiko(今いるエリアの放送)、LINEも無料で利用できます。音楽配信アプリは、プランによって使える機能が変わるため各アプリの料金ページを確認しましょう。
YouTubeはCarPlayで見られますか?
標準のCarPlayでは見られません。iOS 27で駐車中の動画再生の仕組みが加わりましたが、自動車メーカー側の対応が必要です。同乗者や停車中に見たい場合は、Androidを内蔵したAI Boxを使う方法があります。運転中の画面注視は道路交通法で禁止されています。
LINEはCarPlayで使えますか?
使えます。ただしメッセージの文字は画面に表示されず、Siriが読み上げて、音声で返信する仕組みです。読み上げが止まった時は、iPhoneのSiriと通知の設定、集中モードがオンになっていないかを確認してください。
CarPlayのアプリの並び順は変えられますか?
変えられます。iPhoneの「設定」→「一般」→「CarPlay」→ 使っている車を選び、「カスタマイズ」でアイコンを並べ替えたり、使わないアプリを非表示にしたりできます。よく使うナビと音楽アプリを1ページ目に置くと、運転中の操作が減ります。
ワイヤレスアダプターを使うと対応アプリは増えますか?
増えません。ワイヤレスアダプターは有線CarPlayを無線で接続できるようにする機器で、表示されるアプリは有線のときと同じです。動画アプリなどCarPlay非対応のアプリを使いたい場合は、Androidを内蔵したAI Boxが必要になります。
まずはiPhoneの「設定」→「一般」→「CarPlay」を開いて、今入っているCarPlay 対応アプリを確認し、よく使うナビと音楽を1ページ目にまとめてみてください。そのうえで、同乗者のために車の画面で動画も楽しみたいなら、Carlinkit Tbox マルチメディアビデオボックスのラインナップから、ご自分の車に合うモデルを選んでみてください。公式サイトからの注文は2年のメーカー保証付きです。
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